list 記事の作り方 (内容の決定・ページ振り・使用ソフト)

次は「どうやって記事を作るか」という部分を見ていこうと思います。

list 内容の決定

大概の雑誌は「特集2〜3本程度、企画2本程度、連載2本程度、他」で構成されています。逆にいえば、これが大衆に受け入れられ、また伝えたいことを伝えることができる構成なのではないでしょうか。

・ 特集
基本的には、タイムリーな話題をクローズアップして取り扱います。例えば、4月発行の地域情報誌だと「花見」、芸術誌だと「受賞された芸術家インタビュー」などです。ある意味、その冊子の色を表わすものではないでしょうか。

・ 企画
特集の縮小版だと思ってください。タイムリーだけど、2ページ程度の取り扱いだと、「企画」という枠に入れることが多いです。また、冊子関連のイベントも、この枠に入れられることが多いです。内容は、単発だったり、連載に移行したりします。

・ 連載
企画を長期的に続ける場合は、こっちの枠になります。長期的な読者をつける為にも、必要不可欠な項目です。「店舗インタビュー」や、「〇〇紹介」などをよく取り扱います。

内容は、「伝えたいこと」だけではなく、「必要とされている内容(読んで楽しい内容)」と、読み手のことを考えながら決定します。ターゲットはもう決めていると思うので、その対象層に合う内容を。
また、切り口も層によって変わってきます。「mixi」についての記事で、mixiの面白さを実体験から紹介するのか、プログラム的な斬新さから書くかは、全く違いますよね。
インタビューについての人物の選定などは、別頁で。レイアウトの仕方は、雑誌を見て研究して下さい。


list ページ振り

内容が決まったら、それをページ振りしていきます。最初に表紙が来て、次に目次が来て・・・っていう、あれですね。特に中綴じ印刷を行なう時は、ページ数が全部で4の倍数である必要があるので、ページ振りをしておかないとページ数合わせで大変なことになります。
ページ振りの参考として、「三田市の地域情報誌 Sui'to vol.1」のページ振りをここで紹介しておきます。

1.  (L)   表紙
2.  (R)   創刊記念
3.  (L)   目次
4.  (R)   特集(大掃除計画「掃除でダイエット?!」)
5.  (L)    〃 
6.  (R)   企画(年賀状の作り方)
7.  (L)   特集(一足早めのバレンタイン)
8.  (R)    〃 
9.  (L)    〃 
10.  (R)   〃 
11.  (L)   〃 
12.  (R)  連載(Good Shop [Green Glass])
13.  (L)   〃 
14.  (R)  連載(Good Group [ 蕎麦サロン三田 ])
15.  (L)   〃 
16.  (R)  投稿募集
17.  (L)  活動報告
18.  (R)  編集後記
19.  (L)  (空白)
20.  (R)  裏表紙(広告)

(L)、(R)は、Left,Right、つまりは見開きの左と右のどちらの割付になっているかです。ここで注意しないといけないのは、「見開きでページ構成をする内容のページ振り」と、「特集の扉絵を(L)に振ること」です。
ここでいうと、Good GroupとGood Shopは、ページを捲らなくても、内容を見ることができるように、見開きで配置しています。また、特集(一足派や目のバレンタイン)は扉絵を(L)に配置することで、「ページを開く」という行為に期待感を持たせようとしています。
「これが正しい」というわけではなく、ページ振りに意味を持たせようという話です。


list 使用ソフト

この部分は、手作業で作るという方には不要です。
でも、あなたがよっぽど字が綺麗ならともかく、基本的に「読みやすい文字」っていうのはパソコンの方が得意ですよね。そして、パソコンを使う以上は、使用するソフトがあるので、紹介しておきます。ちなみに、よく「作るのなら、Illustratorじゃなきゃ!」という声を聞きますが、決してそういうわけではないんですよ。

・ Microsoft Word
言わずも知れた、ワープロソフト。もちろん、これで作ることだって可能です。
けど、レポートを書くように打つだけでは、デザイン的にいいものはできません。キーワードは「テキストボックス/スタイルと書式/図形描画」、文字中心の記事だと、これだけで作ることができます。
なお、ワードアートは、慣れた人だと「あぁ、ワードアートか」ってわかるので、避けた方がいいかも。

・ Adobe PhotoShop / gimp
こっちの世界では有名な、写真加工ソフトです。暗すぎる写真を補正したり、写真を加工して様々な効果をつけるすることができます。でも、記事一本をこれだけで仕上げるには、結構な労力がかかります。ちなみに、gimpはフリーソフトなので、予算はかかりません。

・ Adobe Illustrator
画像制作ソフト、といえば適切かな。別にこれが絶対というわけではありませんが、フリーペーパー制作に向いているのは確かです。しかし、扱うには多少の経験と知識が必要なことから、全く知らない方には敷居が高いソフトかも。

・ Adobe InDesign
敷居がすごく高いソフト。PhotoShopとIllustratorの両方が扱えて、はじめて触るようなものです。調べたい人は、調べてください(笑)



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